コンテンツ東京2018(20170404-06)
今年も『コンテンツ東京』に行ってきました(4/4~4/6開催)。コンテンツビジネスに関わる作り手と技術提供者のための商談展です(一般の方、18歳未満の方は入場できません)。
会場は東京ビッグサイト。
昨年同様、作り手側からは、メディア、制作会社やエンターテイメント会社、個人のクリエイター、技術提供側からは、配信・管理サービス提供企業やVRなどの先端コンテンツ提供企業などが集結する国際総合展。
(昨年のレポートはこちら)
ソルクシーズグループからは、『第6回 コンテンツ配信・管理 ソリューション展』に
「Fleekdrive」 を出展 しました。
「ファイルチャット」や「ファイル同時編集」といった事務系業務でも便利に利用されている機能に加えて、来場者がメディア業界やクリエイターであることを考えて「AIやPSDのプレビュー」機能をアピール。
PhotoshopやIllustratorなどのメディア編集用ソフトがインストールされていないPCでも、AI・PSDファイルをブラウザ上で閲覧することができるので、自分はファイル作成しないけどチェックだけしたい、というときに便利です。
さらに、今年1月にアドオンされた「手書き入力」※ 機能を使えば、クラウド上のファイルに直接“赤入れ“して修正指示が可能。
(※「手書き入力」機能は MetaMoJi 社との契約(有料)が必要です)
タブレット上の PDF に手書き入力し、1タップでクラウド 上に保存、瞬時にファイル共有。
●先端デジタルテクノロジー展
「コンテンツ東京2018」は、当社が出展した『第6回 コンテンツ配信・管理 ソリューション展』を含む、以下7展で構成されています。
・第8回 ライセンシングジャパン
・第7回 クリエイターEXPO
・第6回 映像・CG制作展
・第6回 コンテンツ配信・管理 ソリューション展
・第4回 コンテンツ マーケティングEXPO
・第4回 先端デジタルテクノロジー展 (特設)VR/AR/MRワールド
・第2回 グラフィックデザインEXPO
展示会名を昨年と比べてみると
昨年:先端コンテンツテクノロジー展 (特設)VR/ARワールド
↓
今年:先端デジタルテクノロジー展 (特設)VR/AR/MRワールド
とバージョンアップしているので、そちらに潜入してみましょう。
手始めにVRゲームのブースをチェック。今年もやってます、やってます。VR体験ブースはどこも大人気。
さてここで、特設会場名に追加されたMRについてちょっと勉強しましょう。
VR(virtual reality-仮想現実)、AR(Augmented Reality-拡張現実)に対し、MRとはMixed Reality-複合現実。VRは仮想世界、ARは現実世界が主体ですが、MRは、仮想世界のモノと現実世界のモノが相互に影響し合います。
と言われても「???」なのでもう少し補足します。現実世界にデジタルデータを追加表示する(ポケモンGOみたいな)ところまではARと同じなのですが、その世界をVR空間としてとらえなおし、現実世界で自分が動くと、空間にあるアイテムとの距離が変わったり、表示されたアイテムを操作したりできる、というのがMRです。
現実空間に環境を作るにはコストがかかりすぎる航空機整備の訓練や、リスクの高い医療従事者のトレーニングに活用され始めています。
●AI・人口知能EXPO
同時開催の「第2回 AI・人口知能EXPO」も覗いてきました。
第2回を迎えて注目度がさらに高まる「AI・人工知能EXPO」は、初日昼にして通路を歩くのも一苦労なほどの人の入り。
出展社による「無料公開セミナー」のスペースには人・人・人。
ソルクシーズのパートナー企業である「株式会社エーアイ」も、企業での利用を想定したスマートスピーカー『AISonar』をTIS株式会社と共同出展。展示デモの時間帯には、多くの方がブースの前で足をとめてくさだっていました。
先端技術に関する専門展だけに、昨年にはなかった新製品・サービスに続々と出会ったり、同じ製品・サービスにも新しい機能が追加されていたり、「ビジネスパーソンなら毎年見ておかないと!」と思った展示会でした。