メンテナンス・レジリエンスTOKYO2018(20180718-20)
連日の酷暑の中、東京ビッグサイトで開催された『メンテナンス・レジリエンスTOKYO2018』に行ってきました。
JMA(一般社団法人日本能率協会)が主催する、製造業・建設業の生産性向上と持続可能な社会資本整備のための7つの専門展示会※ を同時開催することで、業界の枠を超えた技術・情報交流と商談を促進する場です。
※「プラントメンテナンスショー」「インフラ検査・維持管理展」「建設資材展」「事前防災・減災対策推進展」「労働安全衛生展」「i-Construction推進展」「無電柱化推進展」
ソルクシーズグループからは、「インフラ検査・維持管理展」に株式会社イー・アイ・ソルが、出展※ しました。
※「日本ナショナルインスツルメンツ株式会社」ブース内の展示です(イー・アイ・ソルは、ナショナルインスツルメンツ社認定アライアンスパートナーです)。
●【予知保全システム構築サービス】
イー・アイ・ソルと言えば、【「音の見える化」リアルタイム音源可視化装置】 ですが、今回はBosch PPMを用いた【予知保全システム】が展示会”初”お目見えです!
ブースにいたイー・アイ・ソルの社員に聞いたところ「製造業の現場では、IoTやAIを活用して故障や不具合に未然に対処する【予知保全】がトレンド」なんだそうです。
設備の点検・整備にもコストがかかりますが、故障してしまったら、さらに修理のコストがかかってしまいます。修理が長引いた場合は、さらに予定外のラインストップによる損害も発生しかねません。だから【予知保全】が必要なんですね。
予知するには、異常値を検出しなければなりませんが、最初は「どのデータを計測したらいいのか?」「どんな数値が“異常”なのか?」がわかりませんよね。
“計測のプロ”:イー・アイ・ソルは、音・振動・電流等、まずは“計測できるものをすべて”計測するところからお手伝いします。次にその取得データをMT法※ を採用したAIを使って解析します(※MT法:異常値の判定に広く使われている方法)。
AI活用により、正常なデータだけで異常値を定義することが可能。こうして構築した判定システムを組込むだけでなく、その他のソフトウェアやサーバーなどのハードウェアまで含めたご提案ができることもイー・アイ・ソルの特徴です。
●【リアルタイム音源可視化装置】
音の発生場所をリアルタイムで“見える化”する「リアルタイム音源可視化装置」も展示されていました。
「リアルタイム音源可視化装置」については、過去の展示会記事 にて動画付きで紹介していますので、そちらもご覧ください。
ここでは、あらためて「リアルタイム音源可視化」のすごさだけをお伝えします。
・リアルタイムだとどう便利なのか? → 計測即、可視化できるので、人が大量のデータをいちいち計測・記録しなくてよい。
・音源可視化のどこがすごいのか? → “見える化”することで、耳ではとらえにくい「移動する音」を把握することができる。
・25fpsってどれだけすごいのか? → 1秒間に25フレームの高速処理を実現。一瞬だけ発生した音を見のがす、いわゆる”音落ち”が発生しない。
「リアルタイム音源可視化」についてもっと詳しく知りたい方は、公式ページにてご覧確認ください。用途に合わせた製品ラインナップやカスタマイズ例が載っています。