プレミアム・インセンティブショー春2016(2016/04/13)①
『第53回 プレミアム・インセンティブショー春2016』に行ってきました。“日本最大!販促マーケットの国際的な専門見本市”(HPより引用)だそうです。
会場は「サンシャインシティコンベンションセンター 文化会館」。「東京ビックサイト (国際展示場)」や「東京国際フォーラム」などの大型展示会場に慣れてしまった身としては「ちょっとこじんまりしてる?」と思いましたが、中に入るとノベルティ※アイテムがぎーっしり!
※ノベルティ:企業が自社や商品の宣伝を目的として、それらの名称を入れて無料配布する記念品。
楽しそう♪
●手堅く定番アイテム
まずは、自社のノベルティとして使えそうなモノを、ということで定番アイテムをチェック。
【メモ帳】
デジタル化の波に押されてか意外にメモ帳アイテムが少ない印象を受けました。
「株式会社SEIUNDO」さんの「カタログメモ帳」のサンプル(手のひらサイズ)
制作工程内の手作業部分を「障がい者就労支援施設」に委託している旨の説明書きがメモ帳末尾に挟み込まれており、CSRに関心の高い企業への採用理由になっている、とのこと。
【ふせん】
個人的にはもらったらうれしい(活用できるから)ノベルティのひとつですが、使い勝手やデザインセンスを保ちつつPR効果を高めるのが難しいアイテム。
目にした中では、ボックス型やブック型、キューブ型など形状で特徴を出しているものが印象に残りました。例としては「名刺サイズのふせん」。名刺ケースに入れて使う、というものですが、その分持てる名刺の枚数が減ってしまいそうだし、悩ましいところ。
下がふせんのパッケージ(サンプルにそるくんシールを貼りました)。上の赤いケースはれいの名刺入れ。
【ボールペン】
こちらは定番すぎて、“ノベルティ頂き歴”が長い私には「もうそんなにペン、たくさんいらない」という気分になるアイテムですが、企画のしやすさなどで依然人気が高そう。
サンプルを頂いた中では、「ロキシィ商会」さんの「フィルムふせん2色ボールペン(=ふせん付きボールペン)」が新しいかんじでした。ただしデザインはちょっと好き嫌いが分かれると思います。
●目をひくかも?
アイテムよりも担当の方が目立っていた(笑)のが「市場印刷」さん。元気な男性に勢いよくイチオシ商品の「ポケットチラシ」を渡され、思わず受け取ってしまいました。
「ポケットチラシ」とはチラシが袋状になったもの。モデルハウス見学会案内やスーパーの折り込みチラシをこの形状にし、現地に来たひとがちょっと得できるしくみを作ることで集客につなげています。
ちょっと話は横にそれますが、今回の展示会で私は「ブースにいる皆さんがおとなし目」「何でもかんでも手渡してこない」という印象を受けました。普段行く他業種の展示会はコンパニオンも投入してガンガンお客様に何かを手渡します。
考えてみたら今回は、ただチラシや(自社商品ではない)ノベルティを配る他業界のイベントとは違い、手渡すノベルティ=自社商品だから違いがあるのかもしれません。
そんな中で元気にサンプルを配っていた「市場印刷」の担当者さんはとても目立っていました。
別の視点で目をひかれたものとしては「防災・災害時対応グッズ」がありました。
自分では買わないけど、もらったらうれしいもの、というのがノベルティの(私的)第一定義です。 “災害時の備え“というのは常に心のどこかで気にかけていることなので、関連キーワードが目に入ると「おっ」と思ってしまうところがあります。
機能重視の武骨なデザインではなく、ホッとする優しいデザインなところも女性に響くポイントですね。
長くなりましたので、今回はここまで。次回は「もらったらうれしいモノ」「なぜか人気だったモノ」などについて紹介します。