第1回 ロボデックス(2017/01/18-20)
東京ビッグサイトで開催された『第1回 ロボデックス』に行ってきました。ロボット技術の開発・活用に携わる業界関係のための商談展です。
※出展137社、来場者数:3日間合計で16,304人(主催「リードエグジビジョンジャパン株式会社」の速報より)。
ソルクシーズグループからは、
・【いまイルモ】
・株式会社エクスモーション
のチームが、出展※ しました。
※【いまイルモ】は、NECプラットフォームズ株式会社のサービスロボット「PaPeRo i」紹介ブース内にて開発パートナーとしての展示です。
●見守りサービス【いまイルモ】ご紹介
現在は「センサー(=データ収集)」と「スマホやタブレット(=お知らせ)」という組み合わせでご提供している【いまイルモ】ですが、それぞれをロボットに置き換えることで「楽しく、より緊密なコミュニケーション」をご提案するため、研究開発中です。
たとえば、見守られる側に歩行の不安などがある場合、ドアにセンサーをつけ、開閉があるたびに見守る側のロボットが「ドアが開きました」と報告します。
それを聞きながら、見守られる方の外出状況を把握してサポートが必要かなどの判断材料として使う、といったことができます。
部屋に(温度)センサーを設置した場合、室温が上がりすぎたら、見守られる側には「クーラーをつけようよ」とロボットが話しかけ、それを見守り側のロボットが報告する、といったこともできます。
高齢者の熱中症対策に関心が高まる昨今、「あったらいいな」と思える見守りです。
見守られる側の行動や状況変化が起こったときにお知らせするだけでなく、見守り中のデータを蓄積して過去分と見比べたりできるのが【いまイルモ】の強みです。
「見守られる側の行動を制限する」「緊急事態に駆けつける」というシステムではなく、見守られる側の自主性を尊重し、取得したデータを「見守りについて家族で相談するときの材料」としてご使用いただける「緩やかな見守り」※であることが特長のシステムです。
※東京都福祉保健局が定義する「緩やかな見守り」については、こちらの記事 でご確認ください。
センサーを使ってご自身のスマホ(やタブレット)で見守れる基本のシステムは、すでにご提供しています。「商品概要」「購入方法」などは公式ページでご覧になれます。
●エクスモーション ご紹介
こちらのブースでは、自動車業界で「高品質」「高生産性」開発の支援実績多数のエクスモーションが、ロボット開発にも活かせる”開発の品質向上ノウハウ”を提案していました。
毎年リニューアルしている「ソリューションブック」も第8版。「図を使った開発手法の説明」あり「コンサルタントが教える成功の秘訣」あり「全員顔写真付きのコンサルタント紹介」あり、、、充実の50ページです。
日ごろ現場で活躍するコンサルタントが展示ブースに常駐しているのがエクスモ―ションの特長。ブースでは、その場でじっくり相談されている来場者の姿を見かけました。
車載開発、組込みソフトウェア開発、人材育成などのコラム記事や各種ホワイトペーパーのダウンロードはこちらから。
●その他の注目スポット
NECプラットフォームズ株式会社のお向かい「日本ルナウエアAIテクノロジー」のブースでは「え?ロボット?」と見間違うアンドロイド的なメイク&ファッションの女性が佇んでいました。
とても印象的だった「日本ルナウエアAIテクノロジー」のブース。
ビジネスへのロボット導入のハードルを下げてくれそう、と思ったのは、「オリックス・レンテック株式会社」のロボットレンタルサービス。
「ロボット高いし、ロボット選びに失敗できないし、、、」とか「短期だけ使いたい」という方の助っ人になってくれそう?
ロボットもレンタルの時代?