山形国際ドキュメンタリー映画祭2015(2015/10/8~15)*感想編
『山形国際ドキュメンタリー映画祭』に行ってきました。
映画祭についての説明や事前準備についてはコチラをご覧ください。
映画祭の最終日前日(10/14)には受賞作品が発表され、最終日(10/15)に上映されます。私が観て気に入った作品は選ばれておらず。逆に「理解するのが難しいな」と感じた作品がいくつか受賞していたり。。。
でも、「準備編」で書いたように“自分が好きだと思う作品を楽しむ”という気持ちでいいんです!
ひとつ反省点あり。今回は現地で友人と合流したので「せっかくだから」と観賞する作品を一緒にしたりしました。本当は違う作品を観ようと予定していたのですが「同じ作品を観た方が感想もシェアできるし」なんて気持ちで。
結果的には一緒に観た作品はそれほど面白いと感じられず、観るのをやめた作品が受賞していたりして「自分が観たい作品を観ればよかったー」と少し後悔。
あえて私の好みの傾向を分析すると、壮大な歴史的スケールを持つ作品や、厳しい社会問題(戦争など)をテーマにした作品に向き合うよりは、身近に感じられる家族の話や女性(同性)を描いたものに親近感を抱いて感動するよう。
さまざまなドキュメンタリー作品を観ることは、さまざまな現実と向き合うことなので、「その現実に際した自分がどう感じるか・対処できるか」ということを考えるのにとてもよい機会になると思います。
ドキュメンタリー映画祭に何度も足を運び、「観たい」と感じた作品の変遷を眺めることで、「自分が対処できる現実の広がり、つまりは自分の成長」を実感できるかもしれません。
ということで次回の映画祭が今から楽しみです。
次回は2017年10月に開催されます。このレポートを読んで「行ってみようかな」と思われた方はぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか。2年後、現地でお会いしましょう。
【オマケ】
『山形国際ドキュメンタリー映画祭』では、作品鑑賞の合間の街歩きも楽しみのひとつ。
今回は、映画祭ボランティアによる山形のオススメ情報が載っている「手書きマップ」を入手したので、それを頼りに歩きました。“国際”映画祭だけあって、裏面は英語です。旅の間にしばしば感じたホスピタリティの高さをここでも!
上映会場のひとつ「山形市中央公民館」前の通りが賑わっています。観光スポットの「七日町御殿堰(なのかまちごてんぜき)」も近くにあります。
【農業・生活用の水路を石積みで再生した七日町御殿堰】
山形は、さくらんぼの名産地ということで、こんな石のオブジェが。