鉄道歴史展示室 第39回企画展「駅弁むかし物語-お弁当にお茶-」(2015/12/17)その2
旧新橋停車場で開催されている『第39回企画展「駅弁むかし物語-お弁当にお茶-」』に行ってきました。
前回は【駅弁】容器を中心にレポートしたので、今回は【お茶】容器について紹介します。
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お茶の容器のはじまりはロクロ挽きで作られる【土瓶(どびん)】でしたが、しだいに形が簡素な【茶瓶(ちゃびん)】が多く作られるようになりました(コスト削減の工夫)。
【土瓶(どびん)】
【茶瓶(ちゃびん)】
大正の終わりごろになるとガラス茶瓶というものが出てきたのですが、売る側にとっては「割れやすい」、購入する側にとっては「お茶を入れたときの見た目が悪い」ということで元の陶器製に戻ったそう。
海外に輸出された茶瓶 と 昭和天皇御大典(ごたいてん:皇位継承されたこと)の記念に作られた茶瓶。
形で特徴を出そうという動きも。「富士山型」と「小田原提灯型」。
「お弁当にお茶」容器のレポートはひとまず終わりです。次回は、【駅弁マナー】についてのレポート記事を公開予定です。
第39回企画展
駅弁むかし物語―お弁当にお茶―
2015年12月8日(火)~2016年3月21日(月・休)
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