鉄道歴史展示室 第39回企画展「駅弁むかし物語-お弁当にお茶-」(2015/12/17)その3
旧新橋停車場で開催されている『第39回企画展「駅弁むかし物語-お弁当にお茶-」』に行ってきました。
その1では【駅弁】容器、その2では【お茶】容器についてレポートしました。今回は【駅弁マナー】について紹介します。
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駅弁容器やお茶容器(土瓶・茶瓶)が出来て便利になった一方で、現在に通じる「使い捨て」が始まりした。ことにこれらを投げ捨てることは社会問題になっていたよう。
夏目漱石の『三四郎』にも、九州から汽車に乗って上京中の三四郎が「からになった弁当の折(おり)を力いっぱいに窓からほうり出」すというシーンがあります。
昔の「弁当売り」の様子。足元に投げ捨てられた駅弁の入れ物と土瓶が描かれている。
こんなポスター、今でも見かけますね。
注意書きの紙が貼られた茶瓶。
マナーを守って旅と【駅弁】を楽しみましょうね♪
(オマケ)
旧新橋停車場では「駅舎基礎石積み」を見ることもできます。建物の外観もレトロで素敵。新橋のお近くにいらしたら足を運ばれてはいかがでしょう。
見学窓から駅舎の基礎石積みを眺めることができます。足元が透明ガラスでちょっと怖い。
外観は、当時の設計(アメリカ人のR・P・ブリジェンスによる)を忠実に再現。窓の装飾がおしゃれ。
第39回企画展
駅弁むかし物語―お弁当にお茶―
2015年12月8日(火)~2016年3月21日(月・休)
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